生徒たちにとって将来必要になる「実社会で使える力」を得るには、相応のトレーニングが必要です。
具体的には、実社会の課題を実社会の活動手法やプロセスを用いて解決する訓練が必要ということです。
テーマワークでの探究は、複数の領域におけるストーリーの中で実践的に活動しながら、生徒自身が新たな視野と経験を得ていく取り組みです。
わたしたちがものごとを学んでいくときには、さまざまなテーマが見つかります。その中で、豊かなエピソードあふれる「人間」を題材にしたワークです。
先に生まれてたくさんの答えを残してくれたロールモデルたちや、自分の生い立ち、未来へのちょっとした予感などが、すべて学びのモチーフになります。
ワークをしながら見つけた小さなヒントが、チームで話し合い、自分で感じ、考えるうちに、自然と生きる力の土台になっていきます。
実在の人物や自分自身が題材となるこのテーマワークは、対象が明確なため、生徒たちにとって最も取り組みやすく、同時に強く心に響く学びになります。
LIFE
あたりまえのようにいつも身近にあるけれど、なくてはならない「地域社会」を題材にしたワークです。
生まれ育ってきた地域社会には、毎日通う学校や地元の企業、よく知っている人たちの集まりからまだ全く知らない場所まで、たくさんの興味深い学びの題材があります。
近くにある場所だからこそ、しっかり足を使って動いて、自分の目で確かめて、実感をもとにチームで話し合い、納得のいくまで考えることで、満足感のある答えが得られます。
仲間たちと共に自分たちの足元を確認し、心地よい居場所を見出して、高い自己肯定感を育むことのできるテーマワークです。
COMMUNITY
たくさんの人が働き、経済社会を支え、生徒・学生たちの将来の職場になる可能性の高い、「会社」を題材にしたワークです。
進路を決める必要に迫られて、根拠のないまま進学先や将来の仕事、働き方を決める前に、自分はどんなことが得意なのか、何を楽しいと思うのかを、「会社の仕事」というシーンで体験します。
働くことの苦労も醍醐味も、あまりに短い時間では実感できません。インターンとなって課題を受け取り、チームで協力してアイディアを出し、承認とアドバイスをもらう。そのような実際の仕事同様、ある程度の時間をかけた一連の取り組みの中で、自分自身の働く力、生きる力を見つけていくのがこのテーマワークです。
COMPANY
生きていく上でわたしたちを助けてくれるもののひとつが、大きな視野です。そのための、「地球」を題材にしたワークです。
今の自分たちの居場所も、そこで感じていることも、わたしたちを乗せて回る地球全体という視点からはまたぐっと違って見えるはずです。
クラス全員で力を合わせて、いろいろな視点でものごとを見ると、思いもよらない気づきが得られることを体験し、より大きなもののダイナミズムを体感します。
“グローバル”ということばがあちこちで聞かれる時代を生きる生徒たちの、社会に向けた第一歩としても有効なテーマワークです。一度思う存分触ったことのあるテーマなら、次に出会うときはずっと楽になります。将来への大きな飛躍を支える学びです。
GLOBE